57回目の誕生日。

各方面から誕生日おめでとうメールをいただいた。
F様からお花、T様からはワインが楽屋に届いた。
深く御礼申しあげます。
今夜は御影さんがおいでになり、終演後、清友さんも一緒に『美佳』へ。
御影さんのお陰でいつも貴重な、芸に関する話題の時が与えられる。
呂大夫兄が存命中の時からそうだった。
兄が亡くなるひと月前の夏公演の折りにも、皆でキタの『おかつ』へ行った。
知らない間に芸の話に夢中になり、時間を忘れた。
兄には耳に痛いことも多く言われたが、すべて今の僕の財産になっている。
さて、誕生日というのは毎年何故かもの悲しい。
年をとった、という感傷ではなく。