師弟式。『このわたしに倣う者となりなさい』(第1コリント11・1)。

朝は雨。
寝屋川の若大夫の墓へ呂茂大夫・希大夫と行き、傘をさしながら掃除。
草をむしる二人の背広の背が雨で光っていた。
花を活け、三人で墓前に手を合わせる。
昼からは石橋の教会。
キリスト教会での師弟の盃ごとは本邦初であろう。
立会い人は昨日の日記に書いたひとたち。
ガウン正装の市川俊一牧師。
会堂正面の十字架の前。
聖歌を皆で歌い、ショートメッセージを聴く。
メッセージは新約聖書コリント人への第一の手紙11章1節からの引用。
『わたしがキリストに倣う者であるように、あなたがたもこのわたしに倣う者となりなさい』。
パウロが信者に宛てた手紙文だ。
メッセージのあと、僕、呂茂大夫、希大夫の順に市川牧師による按手(手を頭にのせて祈ってもらい、神よりの祝福を受けること)。
先生の大きな声が会堂に響く。
そのあと、僕が名前を手書きした短冊をそれぞれに手渡ししながら、二人を紹介。
そして聖歌を合唱したあと、皆が立ち上がって、市川牧師よりの祝祷を受ける。
式のあと、場所を変え、皆で会食。
市川先生を中心に、もう再び天国でしか交わりをもてないであろう教会の長老方一同とのひととき…。