四月公演の立稽古(タテゲイコ)。『大夫』雑感。

朝の大序を聞いた。
5人の新鋭大夫。
最近、いろんなところで義太夫を一般のひとに教える機会が多くなったが、当たり前のことと言いながらも、新鋭陣の声の大きさには驚いた。
どんな仕事でもプロとシロウトの差は厳然としてあるもんだ。
技術的なことを言い出したらきりがないが、皆、初心を忘れず励んでもらいたい。
先代喜左衛門師匠が朝日座の楽屋で三味線の棹を研ぎながら、入門したての僕に仰った言葉がわすれられない→『大夫は出世が遅い。
三味線弾きの方が先に出世しよる。
せやけど、50過ぎたら知らんまに立場が逆転してくるんや。
オマエラモ辛抱して修業せえ』。
 大夫は喉に『楽器』を作るのに20年かかる。
遠い遠い仕事だ。
さて、今日、希大夫の楽屋挨拶。
小松兄が付き添ってくださった。