青息吐息、四日目終了。

十九大夫兄が楽屋にお見えになり、弁慶のお稽古の日取りが決まる。
明日からは、いよいよ三味線の節のところを主にして、清治兄の稽古(勧進帳)が始まる。
もう、どないしょう。
しかも、『封印切』の最中だっせ。
勧進帳も最後の部分は全然テープ聞いてないし(今夜、家で猛勉強)・・。
舞台終わって十九兄に挨拶に行くと『楽しんでたな』と言われ、『何言うてはりまんねん、禿(かむろ)が出てくるまでもう嫌で嫌でアキマセンのですわ』と言ったら『アソコはどないにもならんやろ、知らん顔してやらなしゃあないで』と言う有り難い励ましのお言葉が返ってきました。