昨日の続き。NHKスペシャル『映像の世紀』

『戦場のピアニスト』の続きを観た。
なんでも最後まで観てから物を言わんとアカン。
感動した。
しかし、胸中、釈然としないものも残った。
ドイツもヒドイ。
アメリカも日本も皆、ヒドイ。
NHKスペシャル。
ロシア革命初期の農業政策失敗で900万人餓死・・。
カチカチに凍った遺体が山積み・・スターリンの粛清・強制収容所で一体どの位の人間が死んだか・・数百万人が逮捕され、50万人以上が処刑・・その上第二次大戦では死者2千万(人口の10分の1)・・ソ連は悲惨の極み。
それなのにスターリンが死んでもハンガリーには干渉。
ハンガリー動乱では20万人が国外逃亡で難民とは・・カンボジアにしても大虐殺がつい最近の出来事なんて信じられない・・20世紀はまさに大量死の時代。
ホロコーストはどの国にも存在した。
確かこの番組は7年前1996年の制作、しかし21世紀になっても宗教・民族と形を変えて今この時も戦争は続く・・パレスチナはもう55年間!紛争が続き、解決どころかますます激化する勢い。