映画『戦場のピアニスト』

久しぶりに石橋の平和温泉のサウナにタップリ浸かった帰り、ツタヤでビデオを借りた。
観ている途中でふと、監督の目線を感じた。
こんなこと初めて。
これは映画じゃない。
単なる憎しみの吐露だ。
ポランスキー監督の不消化の汚物を食らわされる観客はたまらない。
途中でしんどくなって寝た。
同じホロコーストものでも、「シンドラーのリスト」には感激した。
それこそ、許しと愛がある。
しかし、ポランスキーには憎しみだけしかないみたい。
哀れなおっさんやねえ。
話はそれるが、ホロコーストと現在のイスラエルの行為とを重なり合わせるのはどうかと思う。
数年前、イスラエルに一週間程滞在したが、イスラエル国内にいる何十万人ものアラブ人(ユダヤ人と半々)は皆、平和に暮らしている。
ユダヤ人に感謝さえして。
そして皆明るい。
国外にいる、極一部の過激派アラブ人と、イスラエルの極一部の過激戦闘派ユダヤ人により、こんな悲劇が繰り返されているのだ。
両陣営トップにいるのは一握りの金儲け戦争屋。
メディアも『可哀相なアラブ難民』調の方が得策みたい。
自爆テロでは、多くのイスラエル在住アラブ人も犠牲になっているのだ。